今回は何とも後味の悪い事件のニュースについてです。
大分市敷戸新町の駐車場で、大分県豊後大野市三重町のホテル従業員、羽田野圭祐さん(19)の遺体が見つかった事件です。
羽田野さんの知人男性が、軽乗用車のトランクの中で血を流して倒れている羽田野さんを発見し、119番したらしいですが、トランクの中で倒れているのを発見という事はトランクに入れたもののトランクは閉めずに開けっ放しだったのでしょうか。それともトランクから血でも流れていたのでしょうか。どちらにしても無残な姿にされてしまっていたのだと思います。
死亡原因は頭に強い衝撃を受けたことによる急性脳腫脹(しゅちょう)との事で、その後犯人として逮捕されたのは
羽田野さんの遊び仲間の男子中学生(14)、無職少年(15)、アルバイト少年(16)、男子高校生(17)、無職少女(19)、派遣社員の少年(18)です。
6人は住宅駐車場近くの公園で暴行した後、車に乗せて近くの駐車場まで運んで放置し、死亡に至った様です。
殺人容疑で逮捕された少年らは大筋で4容疑を認めていて、証言によると「公園だけでも2時間にわたり頭や腹などを殴ったり蹴ったり、休みなく暴行した」「金属バットで殴った」などと供述しているみたいです。
動機については「付き合いが悪かった」「羽田野さんに悪口を言われた」との供述が出ている他、女性関係のトラブルもあった可能性があるみたいです。
少年少女らのグループによる集団リンチでの殺人事件はなくなりませんね。
しかもそのほとんどが仲間内でのちょっとした揉め事からリンチに至っている様で後味が悪いですね。一番怖いのが集団心理というもので、人数が多くなると気が大きくなる、人数が多いと限度がわからなくなる、といった心理がこんな結果を作っているのでしょう。
一人では何もできない心の弱さが最悪な結果を生む原因になっています。
強い心を持つ事が色々な事件を防ぐ事に繋がるはずです。
|