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遠隔操作ウイルス犯逮捕？
去年からニュースを賑わせていた遠隔操作ウイルス事件。
これは遠隔操作のプロムラミングがされているウイルスをネットに撒き、ウイルスの仕掛けられたＵＲＬをクリックさせる事でウイルスに感染させ、そのパソコンから犯行予告を送信するという事件です。
当初は遠隔操作という概念がなく、そのせいで警察が4人を誤認逮捕してしまうという結果になったのですが、真犯人の狙いはまさしく誤認逮捕を誘い、警察に恥をかかせることだったのです。
もちろんその後、警察はやっきになって真犯人を探しますが元々ネット犯罪にうとい組織なのでその後も真犯人の第二、第三のメッセージにいいように振り回され遊ばれてしまいます。
その後、犯人も油断したのか、遊び心が行動を大胆にさせていき、江ノ島の猫の首輪にメッセージを書き込んだ記録媒体を隠し、それを警察に発見させるというメッセージを出しました。
その記録媒体には、「以前事件に巻き込まれたせいで、無実にもかかわらず、人生の大幅な軌道修正をさせられた」とのメッセージが書き込まれており、警察への私怨が一連の事件の動機だった事を訴えています。
今回の真犯人と思われる人物の逮捕の決め手になったのは、今回逮捕された人物が猫の首輪に記録媒体を隠している映像が街の監視カメラに映って事みたいです。
ネット関連で散々苦しめられてきた警察が最後の最後で逮捕の決め手を掴んだのが、捜査手法の基本とも言える街の監視カメラというのはなんとも皮肉ですね。
ちなみに容疑はインターネットの掲示板に襲撃予告を書き込んだことによる、威力業務妨害の疑いという事ですが、逮捕された男性は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認している様です。
この男性には以前にも逮捕歴がありますし、猫の首輪に記録媒体を隠したのは事実な訳ですが、この男性を一連の事件の真犯人と確定づける為の物的証拠は出てくるんでしょうか？
そもそも、もしこの男性が真犯人だったとしても共犯がいて、その共犯が「俺が真犯人でそいつは真犯人ではない。面白半分で勝手にメッセージを送りつけただけの便乗犯だ。」ってメッセージを送らないとも限らないと思いますけどね。
どちらにしてもメンツを潰された警察側がやっと逮捕に至った訳ですからこっからの警察は何が何でもと必死でしょうね。
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