さて、パソコンの遠隔操作ウイルス事件で、ついに容疑者が逮捕されましたが、その後容疑者と一連の事件を関連付ける証拠は何もでておらず、警察も必死みたいです。
容疑者は一向に否認を続け、容疑者の弁護人は誤認逮捕を主張しています。これには前回の遠隔操作ウイルスでの誤認逮捕が布石として効いている形になっている訳ですが、もし今回逮捕された容疑者が真犯人で、ここまで計算していたのだとしたら恐ろしいですね。
更に片山容疑者は「私は何もしていない、真犯人は早く新たなメッセージを出して欲しい」と言っており、もし自分が逮捕されてもネットユーザーが真犯人のフリをして新たなメッセージを出して救ってくれるのではというところを計算しているのか?とも勘ぐってしまいます。
もちろん片山容疑者が真犯人じゃなかった場合にも同様な発言はするとお思いますし、本心である可能性も十分ありますが。
しかし、警察も何とも自白に追い込みたいのは変わりません。以前の自白強要による失敗があるにも関わらず、今回も自白を取る事でしか事件は終わらないからです。
片山容疑者の弁護士からの情報によると、警察は片山容疑者の母親に対して片山容疑者と親子の縁を切ると書かれた調書への署名を求めた様です。母親は当然断ったみたいですが、前回の誤認逮捕では、嘘の自白を強要された容疑者のうちの一人の父親に対し、親子の縁を切るとの調書に署名させるという手口などで自白強要に追い込んだとしています。
警察からすれば自白をとる時の常套手段の一つのようですね。
これに対し世間では批判の声が集まっているようです。
正直、これで自白し事件が終わったとしても警察からすれば更に信用を落とす事になり、自分たちの面子の為の自己満足になってしまう気がしない事もないです。
この事件の結末はどうなるのでしょうか。
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